到津の森公園でキリンの赤ちゃんが産まれたと言うニュースを聞いた。サポーターとしては居ても立っても居られない、早速観にいくことにした。天気が悪い週末だからどうかなと思ったけれど、思いの外、お客さんは入っていた。ここ最近はキリンの赤ちゃん目当ての入場が多いのだろう。キリンの近くにいくと、「わ〜、小さい。」「赤ちゃんよ。結構大きいね。」「おっぱいのんでる。」「わたし、キリンを見るために来たんだから、しっかりみなくちゃ。」なんていう楽しげな会話が彼方此方で飛び交う。今日何がなんでもこなくてはならなかった理由があった。実はこのキリンの赤ちゃんに名前をつける事ができるという期間の最終日なのだ。去年もシマウマの赤ちゃんが生まれた時にも同じ募集があり、挑戦したものの、残念ながら名付け親になることはできなかった。しかしそのシマウマのお陰で動物がより近い存在になったような気がする。
僕たちが子供だった頃、動物園とはもっと特別な場所で滅多にいける場所ではなかった。しかし今は非常に近しい存在になった。野生動物と言うものがどんなものなのか全く知らない人が来園することは今の時代、稀有だ。中には事前に詳細情報をネットで調べて、あたかもその確認作業にやってくるなんていう人もいるくらいに情報化社会は成熟してきている。そんな中、動物園とはどのような存在なって行くのか?それは自分たちと一緒の時代を生きる共同生活者である野生動物との唯一無二の交流の場として、今より近かく、より透明な存在になっていくように思う。ガラス越しの交流ではあるが、以前に比べ、格段に良くなった施設を見ると、その前向きさに感動を覚える。
この園の考え出したサポーター制度はこうした交流のあり方を前向きに考えた提案だ。旭山動物園から学んだ分が多かろうが問題ではない。支持するし、そのためにされている双方向への寄与にたいして、頭が下がる。今回のキリンの赤ちゃん誕生のような小さな幸せがどんどん発信されて、ますます充実した交流がもてるような社会になること、それが僕の夢の一つ。
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